証券会社選び

株の売買を行なうには、自分専用の証券口座が必要になります。
証券会社で証券口座を開き、そこにお金を入れて、その資金を使って株を買うのです。
買った株で利益が出れば口座残高が増え、損を出せば口座残高が減っていきます。

ちなみに、証券口座に預けたお金は信託銀行が管理します。
もし、証券会社が破綻した場合、日本投資者保護基金が
１０００万円まで補償してくれます。

証券会社は銀行と同じようにたくさんの会社があり、各社で口座を開設することができます。
銀行で預金口座を開くのと似たようなイメージです。
各証券会社によって売買手数料や取引ツールなどに多少の違いがあります。

証券口座の開設条件は？

証券口座を開設できる条件として、
ほとんどの証券会社が満20歳以上という条件を設けています。
これは「未成年者の契約や売買は無条件で取り消す事ができる」という日本の法律があるためです。一度買った株を無条件に取り消すことができたら、市場が混乱してしまいます。それを防ぐためにこういう条件が設けられているのです。
ただし、未成年者の方でも「未成年口座」という証券口座を各社が用意していますので、それを使えば２０歳未満の方でも株を始めることができます。

また、お金が無くても証券口座を開けるので、
これから資金を貯めるという方も、先に口座を開設しておくことをお勧めします。
証券口座を開設すると、株価の動きをリアルタイムで見ることができるので、
実際に株を買うときの予行練習（シミュレーション）ができるからです。

証券会社選びのポイント

証券会社選びのポイントは以下の２点です。

大手であること

自分の大切な資金を預けるのですから、無名の会社ではなく、
テレビCMなどで耳にした事のある信頼できる証券会社を選ぶようにしましょう。

売買手数料が安いこと

株を売買する際にかかる手数料は安ければ安いほどいいです。
「塵も積もれば山となる」と言うように数百円の差が後々大きな違いになります。

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