源泉分離課税とは

源泉分離課税

源泉分離課税(げんせんぶんりかぜい)とは、ある区分の所得を
他の所得と分けて課税し、その税額を源泉徴収する分離課税のひとつの方法です。

 

株の売買益は分離課税といって、お給料や事業所得などとは分けて単独で課税されます。
そして、分離課税は「申告分離課税」と「源泉分離課税」の2つに分かれています。
簡単に説明すると、申告分離課税は確定申告をする際に税金を納めることで、
源泉分離課税は確定申告を行なわずに所得があったつど支払い元が税金を徴収することです。
要するに、申告分離課税は確定申告の必要があり、源泉分離課税は確定申告の必要がないということです。

 

そして、株の売買による所得は申告分離課税となりますので、確定申告が必要となります。

 

2003年以前は、株の売買でも「申告分離課税」か「源泉分離課税」を選ぶことができました。
源泉分離課税を選んだ場合は、取引ごとにあらかじめ税金が徴収されるというシステムでしたので、確定申告をする必要がありませんでした。
しかし、現在は申告分離課税に一本化されたので、株で利益を上げた場合は確定申告が必要です。


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